芯出し定規の簡単な初歩や基本的な使い方・... | 初めての利用方法や使用方法・初心者でも簡単 使い方ラボ

ここでいう芯出し定規には様々なものがありますが、簡潔にいうならば、丸棒の中心を簡単に見つけるための使い方を行う治具といえるものであり、芯出しゲージやセンターファインダー、センターゲージとも呼ばれている別称があるものです。一般的に、雑誌や新聞記事、ネット上などにおいては、直角定規(曲尺)の交差点から45度の角度で内側に別の直線定規を取り付けた傘型の治具、あるいはその応用型のものなどがよく散見されるといえます。科学雑誌などにも自作の芯出し定規の作成方法などが記載されており、とくにその中でも、アガチス材などを利用して直角定規を作り、余っていたプラスチック定規を木ネジで取り付けて自作していくやり方が、一般家庭などにおいてはやりやすい作成方法といえるものです。こういったカタチによる作成方法のやり方ですが、最近では100円SHOPなどにも格安なものなども店頭に置かれているので、このような商品を使わない利用方法の手はありません。

やはり初心者としては、芯出し定規の仕組みやその構造、精度のあり方についての知識などが乏しいといえますので、まずこれらに関しての基礎知識や基本的な利用方法のやり方などについて学んでおく必要があるといえます。なぜなら、芯出し自体の作業そのものが大変高度であり熟練を必要とするものだからです。そして特にこの作業の際に必要とされる能力としては、正確かつ精密に測定する技能、測定した数値が良いかどうかを判断する能力、数値に基づいて機械を適切に動かす能力、等々の、以上3つが要求されます。こうしたこともあり、初心者であるみなさんは、以下に挙げた3つの作業を順に行い、芯出し定規の基本的な動作のやり方を身に付けることになります。1.現在の芯出し定規の状態を確かめる2.「動かす量(=修正量)」を計算する3.決められた範囲(許容量)になるまで、先程の1.2.の動作を繰り返す、これらの3つの作業を行いながら、基本的な扱い方を身に付けます。

例えば先程挙げたやり方で自作をした芯出し定規などの例のように、丸棒に直角定規を当てて線を引き、更に丸棒を回転させて同様に線を引いたその際においての交差点を中心点とするなど、基本的な使い方に関してはいたって簡単といえます。しかし、アクセサリーきのこのような大変高度な内容の作り方であるグッズなどを作成したりするに際しては、傘の中心などに柄を差し込むための穴を開けたりする時において、胴が膨らんだ太鼓型でかつ径が小さいことなどから、治具自体が役に立たない場合があります。そこで、約1mm厚のサンドブラスト風処理されたPPシート(ノートの表紙や裏表紙等)に同心円を描いて中心に穴を開けた簡易の芯出し定規を作成して使用すれば、千枚通しを使いマーキングとポンチングを同時に一度で簡単な使い方による動作で済ませてしまうので、初心者のみなさんはこれのような簡易性のものを作成する事を覚えて置くのがのぞましいようです。

ここでは、先程も挙げたアガチス材を使用した自作の芯出し定規を作成する際に事前に用意しておくべき物を列挙させて頂きます。直角定規を作成するためのアガチス木材の板、プラスチック定規、表が平面の丸棒により作成するもの、約1mm厚のサンドブラスト処理をされたPPシート、千枚通し、透明テープより作成するもの、これらいま各列挙させて頂いた素材から作られる2通りのものがそれぞれ考え出されます。これらは近くにある100円SHOPやディスカウトショップなどで安価な価格で購入出来るものであり、一般家庭においてはこれらの素材となる品を日常的に使用しているところなども決して少なくはないので、入手する際もかなりな低価格で購入出来るものといえます。

これは作成あるいは購入した芯出し定規のタイプや種類などによっても様々なので、一律的な使い方や利用方法などは存在しないといえます。しかし、基本的に物の大きさや長さを測り、分析あるいは解析をして加工作業などの準備をする点ではどの芯出し定規においても基本的には同じなので、あまり難しく考えたりする必要などは無いものといえるかもしれません。とにかく、通常の物差しや巻尺、ゲージなどでは決して出来ないあるいはしにくい面を測定出来るといった、大きなメリットなどがあるのは間違いがありませんので、確かに使い方や利用方法などにもよりますが、こうした点で大変重宝されるべき測定用の道具の1つであることには間違いがありません。

これは先程も言いましたが、通常での各条件や自然環境などにおいて、どうしても測定が困難な、あるいはとてもやりにくい目的物の一部分を測定する事が可能なので、こうした面において大変なメリットがある道具の1つです。また、この芯出し定規自体が一般家庭などにある身近な素材などを簡単な方法やそれに基づいたやり方によって作成が可能であり、しかもそれらの素材自体も購入価格が大変安価なので、経済的あるいは金銭的な面でのコストにおいても、大きなメリットがあります。さらに、最近では大変測定面においての精度が高く、しかもそのうえとても低額な購入価格である芯出し定規なども100円SHOPやディスカウントショップの店頭などに置かれたりしていることもありますので、これはぜひとも購入しておきたい代物といえます。

これについても先程も触れましたが、通常の物差しや定規、メジャー、巻尺などの測定用具などに比べてみても、この芯出し定規は大変優れたものといえます。しかし、やはり人の手により設計あるいは作成されているものには変わりが無いので、種類やメーカーによっては使い方や利用方法、基本的な扱い方に限界がある場合が必ずあります。例えば先程も述べた、自作の丸棒を土台にして作成した芯出し定規などは、アクセサリーきのこなどをはじめとする大変高い作成技術を要したりするグッズを作る際においては、どうしても径部分が小さいために利用が出来ない。次に挙げた簡易のPPシートでさくせいした芯出し定規では、光の加減次第で下にある丸棒が見えにくい。等々、様々な限界がそれぞれあります。

やはり様々な種類があり、基本的な長所短所などがそれぞれあるものといえます。こうした面を考えると、今の自分自身がどういった理由で、そしてどのようなやり方や使い方、利用方法などをする為に、この芯出し定規を使うかを認識しておくことがとても大切です。また芯出し定規を自分で作成する、あるいは購入したりする理由について、事前によく考えておくことがとても大事であるといえます。いくら大変便利であり役に立つ芯出し定規ではあったとしても、やはりそれぞれ毎においての測定面や解析面その他の機能上における限界があるので、特に初心者である利用者の方などは、このことを認識した上で、1つのものではなく幾つかの型やタイプあるいはメーカーのものを購入または自ら作成したりしていく姿勢がどうしても必要になるものといえるのかもしれません。