フレックスクッションの簡単な初歩や基本的... | 初めての利用方法や使用方法・初心者でも簡単 使い方ラボ

フレックスクッションは、主にストレッチをする際に使用するスポーツ器具の一つです。現在ではスポーツクラブなどで広く普及し活用されています。身体の中でも特に骨盤や股関節、お尻周りの筋肉をほぐし柔軟性をアップさせ、稼動域を広げる為のエクササイズに非常に有効です。やり方も非常に簡単でシンプルです。基本は床で行っているストレッチをそのままフレックスクッションに座った状態で行うだけです。初歩の段階では、ただレックスクッションの上に座っているだけでも骨盤をしっかりと立てることによって体幹(コア)の筋肉を刺激し活性化させることが出来ます。フレックスクッションはテレビを見ながらでも気軽にストレッチができる、そんな優れものなのです。床に骨盤を立てた正しい姿勢で座ることは、案外簡単なようでいて難しいものですが、フレックスクッションは身体が硬い人でも、無理なく痛みなくスムーズなストレッチを可能にしてくれます。

初心者にオススメのフレックスクッションを使ったストレッチのやり方を紹介致します。普段、自分ではなかなか意識しづらく動かすことが難しい、骨盤や股関節まわりの筋肉をほぐし刺激していきましょう。最初は骨盤周りのエクササイズのやり方です。まず、フレックスクッションを左右の足と膝で挟んで座ります。左右の坐骨が垂直にフレックスクッションに当たっているのを確認し、S字のカーブをイメージしながら背骨を長く保ちます。そして姿勢を確認したら両手を腰に置き、バランスを保ちつつ骨盤を上下にゆっくりと揺するようにしながら動かします。骨盤周りの筋肉がほぐれてきたら、股関節やお尻周りの筋肉も合わせてストレッチすると効果的です。フレックスクッションの上に両足をのばした状態で座り、息を吐きながらゆっくりと前屈をしたり、左右の足の裏を合わせ膝を開いた座位の姿勢でパタパタとリズミカルに膝を動かしたりすると、股関節やお尻周りの筋肉も徐々に柔らかくしなやかさを取り戻していきます。

フレックスクッションは簡単に誰でも使えて、無理なくストレッチ効果を高めてくれるのが魅力です。いくら回数や時間を重ねても、正しいやり方をしなければストレッチの効果は半減しています。特に身体の硬い人や高齢者の場合、間違ったやり方をすることで痛みや辛さを感じるばかりで頑張ったにも関わらず、思うような効果がなかなか得られないことが多々あります。初歩の段階からでもフレックスクッションは階段のように最初から角度がついた仕様になっている為、使う際の微調整は不要であり、誰でも簡単に正しいストレッチ姿勢を取ることができます。使い方も簡単で、個人の身体の柔軟性に合わせて座る位置を変えることで、誰にでも無理なく扱え、また最初から斜めの角度がストレッチクッションにはついている為、骨盤が後傾してしまうのを防ぐことが出来ます。そして耐久性があり、適度なクッション素材によって出来ている為、坐骨等の骨が当たっても痛みを感じることもありません。

フレックスクッションの利用方法の基本は、フレックスクッションの上に座り、手足を上下左右に動かすストレッチです。その為、自由に身体や手足を伸ばしても、物や壁等などに当たらないだけのスペースを確保して下さい。フレックスクッションはフローリングの床などに直接置いて使用しても問題ありませんが、床にストレッチマットやヨガマット等を敷くと、さらに安定して利用することが出来ます。また、足を開脚したり伸ばした際に直接、骨が床に触れることを防げるので、硬い床に関節が当たって痛むこともありません。絨毯や畳の上でフレックスクッション使うやり方も良いでしょう。そして、ストレッチをする前は身体を軽く温め、筋肉を伸ばしやすい状態にしておくと、さらに気持ちよく伸ばすことができた上に効果的です。自宅で使う場合の使用方法は、入浴後にリラックスしながら行うのが好ましいです。

フレックスクッションの使い方の基本は、骨盤、股関節、お尻周り、背骨など体幹およびコアと呼ばれる部分を刺激し、また稼動域を広げる等のストレッチに使用します。初歩の段階での基本的な使い方をご紹介致します。まず、フレックスクッションの上に骨盤及び背骨を立てて姿勢良く座り、両方の足の裏を合わせ膝を左右に割ります。背骨を長く伸ばし、上に引っ張り上げられるイメージを持ちながら骨盤を前後に動かしたり、背骨のS字のカーブをなるべく保ったまま腰から身体を前に倒しての前屈、また逆にお腹を覗き込むように背中を丸め脊柱24本一つ一つの骨がバラバラに、猫の伸びのような姿をイメージしながら動かしてみて下さい。しなやかにゆっくりと動かすことで、芯の部分がほぐれていきます。さらに高度な利用方法としては、合わせていた足を左右に開脚し同じ動作を行うと、さらに股関節周りの稼動域を広げ柔軟性を高めることが出来るでしょう。

フレックスクッションの基本の使い方は、身体が硬い人でも自分ではなかなか伸ばすことが難しい体幹(コア)の関節や筋肉をストレッチすることです。またフレックスクッションはその為の仕様になっています。年齢と共にスポーツを通じて定期的に運動をしていないと、硬くなってしまうのが特に股関節周りの関節と筋肉です。その部分の稼動域を広げるエクササイズにフレックスクッションは非常に有効です。スポーツのパフォーマンスが上がるだけではなく、日常生活でも姿勢が良くなる等の効果が期待でき、また肩こりや腰痛等の予防にも効果的です。コアの筋肉が活性化されることで基礎代謝も上がり、ダイエット効果を期待できます。正しい姿勢を身に付けるのは初歩の段階では非常に難しいですが、フレックスクッションを使うことで基本の正しい姿勢とストレッチのやり方を学ぶことが出来ます。

フレックスクッションを使ってエクササイズは、身体の大きな部分であり芯となる関節や筋肉を刺激し動かす為、満腹時や食後すぐの使用は避けましょう。また、身体が温まっている状態の方が筋肉が伸びやすく効果も上がり易いので、利用方法として大切なのは軽く運動をしたり、自宅での使用する際は入浴後などに活用するのがオススメです。そして実際にフレックスクッションを使ってストレッチを行う際は、ゆったりとした気持ちで深い呼吸を意識しながら、少し痛気持ち良い位を目安に行うことが大切です。やり方を間違え、無理をして頑張ったからといって効果が上がるものではありません。逆に筋肉が寄宿してしまい、ほぐすどころか固まってしまうこともありますので、無理をせずゆっくりと時間をかけて、毎日の習慣としての利用方法が望ましいです。

フレックスクッションは利用方法は体幹(コア)部分と言われる、骨盤、股関節、お尻周り、背骨等のストレッチを行う際に使用し、非常に効果的なエクササイズを行うことを目指します。年齢と共に固まってしまい、自分ではなかなか動かすことが難しい関節や筋肉にも無理なく働きかけることによって、本来のしなやかさや稼動域を取り戻し、広げる手助けをしてくれます。フレックスクッションを使うことで正しい姿勢を無理なく身につけ、狙った筋肉や関節を外すことなく刺激しほぐす為にとても有効です。そして、使い方も非常に優しくシンプルで難しい知識などは必要ないため、ストレッチを始めた初歩の段階や、高齢者でもすぐに使用することが出来ます。フレックスクッションを使うことで失われていたしなやかさを取り戻し、いきいきと、そして若々しく元気な身体を手に入れましょう。