スカルピーの簡単な初歩や基本的な使い方・利用方法・仕様方法・やり方
スカルピーとは
スカルピーとは、フィギュアなどを自作する時の素材です。通常フィギュアなどを作る時には粘土などを使うことがあります。紙粘土などが多いかもしれません。紙粘土は最初は柔らかいですからどんどん形を作る事ができます。そして時間の経過により固まります。特に焼いたりする工程はありません。しかし割れやすい問題があります。せっかく作ってもすぐに壊れてしまってはもったいないでしょう。そこで利用するのがスカルピーになります。こちらも硬化をする前は非常に柔らかい素材なのでいろいろな形にすることができます。紙粘土の場合は時間とともに硬化していきますが、この素材は後で加熱をしなければ固まりません。ですから1日でできなければ次の日、次の週などに持ち越しながら作る事ができます。焼いた後に色も付けることが出来るので、リアルに作れます。
初心者にオススメのスカルピーの使い方・利用方法
初心者がスカルピーを利用しての使い方では、骨組みを作るようにします。フィギュアの芯になる部分です。もちろんこれがなくても作ることはできます。でも作っている途中に変形をしたりすることがあります。中に芯を入れておけば、基本的には大きく崩れたりすることがありません。初歩の段階では針金で芯を作るようにします。後はどんどん肉付けをしていきます。人のような形にすることもできますし、動物のようにもすることができます。素材自体は元からも柔らかいですが、より使いやすするために練りこむようにします。そうすることで細部まで表現できるくらいに柔らかくできます。肉付けができたら、細かく作るために削ったりします。完成したらオーブンで焼きます。
スカルピーは簡単に使える
最近は趣味というものもいろいろあり、それぞれ熱中している人たちがいますが、その中でもフィギュアを購入して楽しんだり、中には作ったりするという人たちも多く、根強い人気になっています。特にアニメなどのフィギュアは、人気があると、販売時でも並んで購入したりするということで、オークションでも購入している人たちもいます。またそのフィギュアを作る楽しみの人たちも増えているということで、その場合に便利な素材がスカルピーということになりますが、樹脂粘土のことです。このスカルピーが人気なのは、他の粘土のような素材にはないメリットがあるからですが、加工がしやすいということがあります。べたつかないということで、へらなどを利用しても成形しやすいとなります。
スカルピーを使うのに必要な準備
スカルピーの準備ということでは、まずさまざまな種類があるスカルピーですので、それぞれの特徴を考えて最適なものを購入します。名前が似ていてもまったく用途が違う場合もあるので、自分が作りたいものに合わせて材料を準備していくのがポイントです、数種類ありますので、その中から選びます。またシンナーも必要になります。オーブンで焼く前に、仕上げに使い、線などの余分な部分をわからないようにするために使います。これも必需品です。また骨格には、しっかりしたものが必要なので、針金を準備します。それに樹脂を肉付けしていくような感じになります。人間の骨格のような役割です。そのほかアルミホイルや瞬間接着剤やエアブラシ、あとは筆やのみのような専門の金具が必要です。
スカルピーの使い方・手順
スカルピー使い方ということでは、まず簡単なものから造形して作っていくということで、練習を積み重ねていくことが必要になります。初歩的な基本的な利用方法ということでは、作品を立体的に作るということですから、芸術作品を作っているようなもので、美術の授業のような感じの作業になっていきます。ですので、うまい下手があるということですが、このスカルピーは、焼き付けない限り、柔らかいままの粘土なので、初心者も時間をかけて作ることができるということも非常に便利な素材ということになります。ですので焦らずに満足いくまで形を変えながら作っていくということになりますし、それができます。また焼いた後、固くなっても、それを造形もできるので、その点も便利です。
スカルピーを使えると何が良いか?
スカルピーは様々な特徴がある樹脂粘土ということですが、例えばシンナーなどで表面をと書くこともできますので、つくりかえがしやすいということがあります。家庭用のレンジで焼いて固くできますが、その前にシンナーで調整ができるということで、その点も便利です。また瞬間接着剤を利用できるということで、相性が良いようです。瞬間接着剤と余っているスカルピーで補強しながら接着すると完璧に接着もできます。また経験がものをいうということでは、焼き加減で、これははかることができないので、大きななどから考えて自分で判断するしかないということになります。このように簡単にできるのですが、奥が深いということで、満足がいく作品ができるまでは、失敗もあるということになります。
スカルピーの利用時の注意点
スカルピーの利用方法での注意点としては、基本的には温度の調節ができるオーブンを利用します。よく勘違いするのは電子レンジをオーブンと考える人がいます。オーブン機能付きの電子レンジはありますが、単体の電子レンジもあります。これだと作れません。比較的どの家庭にもある機械としてはオーブントースターがあります。こちらは温度調節はできませんが、ある程度の火力は期待できます。オーブンがない場合はトースターを利用してでも焼くことが出来ます。加熱が不十分だとその部分から崩れたり形が変形したりすることがあるので十分加熱をするようにします。素材が固くて使いにくいときはビニール袋に入れて80度ぐらいのお湯につけて柔らかくします。
スカルピーの全体的なまとめ
スカルピーの全体的なまとめとして、簡単にフィギュアのような模型を作る事ができる素材です。もともとの色が日本人の肌の色に近いこともあり、人のフィギュアを作るのには最適といえるかもしれません。オーブンで焼いた後はきちんと色付けをすることもできるので、見た目にも本物に近いように作り上げることが可能です。紙粘土とは違い、作っている間に硬化してくることはありません。硬化させるには焼く工程が必要で、それがなければ固まりませんから、時間をかけて作る事ができます。最初はいきなり形を作るのではなく骨組みを作ってからそれに肉付けをしていくようにするのがいいでしょう。そうすることでバランスよく作る事ができます。一旦硬化させてから気になるところがあれば修正もできます。不要なところを削って、新たに足してもう一回焼きなおします。
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