プリントゴッコの簡単な初歩や基本的な使い方・利用方法・仕様方法・やり方
プリントゴッコとは
プリントゴッコとは1977年に製造され新発売された家庭用印刷機です。こちらのコンセプトは製造元の創業者である羽山昇氏が「すべての家庭で親子一緒に印刷ゴッコを楽しんでほしい」また「家庭における『ごっこ』遊びこそが知育の源泉である」という理念により命名されました。発売当初から長い間、年賀状の作成にはかかせない機械となっていました。紙だけでなく布などにも印刷できるのも人気の一つです。インクをのせて印刷するという方法で作られた年賀状は、瞬く間に人気となりどのご家庭にも一家に一台という黄金期を持った機械です。子ども達が操作することが出来るほど簡単であるため、年賀状や暑中見舞いに多用されました。プリントゴッコ初期購入より買い足す部品は、フラッシュランプやインク、また発光させるために必要な単三の乾電池等です。
初心者にオススメのプリントゴッコの使い方・利用方法
プリントゴッコを初心者が使う場合にも、基本的には特に難しい使い方ではないため、誰でも簡単に利用することが出来ます。まずはプリントしたい図柄を決めます。紙に手書きで書いたり、お好みの図柄をトレース用紙を利用して移すというやり方もあります。その場合には、必ずコピーを取って紙に移しておくことが大切です。図柄が決まり、紙が用意できたら本体にセットしてフラッシュランプをセットした機械をのせて上から押しつけます。その際ぴかっと閃光を帯びた光が出ます。そうすれば下地の完成です。完成した下地に専用のインクをのせて印刷したい用紙をセットして、プレスすればキレイに印刷することが出来るという簡単さです。布に印刷するための専用インクなどもあり、使い方や利用方法は多岐にわたっています。
プリントゴッコは簡単に使える
プリントゴッコとは、かつて製造販売されていた家庭用の簡易的な印刷機です。パソコンやプリンタが一般的でない場合、特定の印刷を何枚も行なうことは難しかったです。年賀状の作成においてはスタンプを利用したり、既に一定の印刷がなされたものを利用することがありました。そのような時に登場したのがプリントゴッコです。先ず自分で自由にデザインをすることができます。そして一度原稿を作ればそれを同じように何枚も印刷をすることができます。印刷といいますと学校などで行なうガリ版の印刷の方がイメージとしては沸きやすかった時代です。それを家庭で行うことが出来るとのことで多くの人が購入をして利用をしていました。次々スタンプ感覚で使えます。
プリントゴッコを使うのに必要な準備
プリントごっこを使うときの準備としては、本体と消耗品があります。現在は売られていませんから、自宅にないなら誰かから譲ってもらう、借りる、リサイクルショップに行く、オークションサイトから手に入れるなどが必要になります。消耗品に関しても同様ですが、こちらは比較的最近までメーカーでも対応していたのでまだ手に入れやすいでしょう。手に入ったら原稿を作成します。作成方法は特に決まりはありません。白い紙に黒いペンを使って手書きで作成します。手書きでなくてもパソコンで原稿を作ってそれを黒のインクで印刷してもできます。そのほかスタンプなどがあればそれにインクをつけて貼り付けても行なえます。ここまでできれば後は利用方法としてはセットをするだけです。
プリントゴッコの使い方・手順
初心者がプリントゴッコを利用する時の使い方としてはやはり年賀状になるでしょう。多くの家庭にありましたからもしかすると押入れの中に眠っているかもしれません。今の子どもにはより新鮮に写るかもしれません。まずは原稿を作成します。原稿は一般的な紙に自由に作る事ができます。基本的には手書きで行ないますが、パソコンで作成してそれをプリントアウトしたものでも行えます。パソコンの場合はプリンタで印刷したほうが早そうですが、味の面ではこちらのほうがあるでしょう。初歩的にはその原稿から製版をします。ぴかっと強い光が光ればそれによってできます。製版ができたら色を載せていきます。後は印刷する対象の用紙を乗せてどんどん印刷をしていきます。
プリントゴッコを使えると何が良いか?
プリントゴッコの全体的なまとめとして、自宅で簡単に印刷を楽しむことができます。手書きで作成した原稿でもできますし、パソコンで作成した原稿を使うこともできます。製版までできてしまったら印刷自体は機械を押すだけなので結構簡単にプリントすることができます。印刷スピードの遅いプリンタよりも早く作業ができるかもしれません。問題としては、既に機械の製造販売が終っていて、消耗品の購入も難しいことです。故障をすれば買い換えることはできません。修理に関しては何とか対応してもらえるかもしれません。色に関しては、一色で印刷することも出来ますし、複数の色を搾り出したり、組み合わせることもできます。工夫をすれば縞模様などの印刷も出来、他にはない印刷物を作成するには重宝します。
プリントゴッコの利用時の注意点
絶大な人気を誇るプリントゴッコですが、年賀状や暑中見舞いなどの挨拶状を出す枚数の激減やパソコンなどの普及により徐々に売上が落ち、2012年に完全に生産終了と共に販売も終了されました。今は、在庫を持つ業者が販売しているか、もしくは中古やオークションなどで売られている限りとなります。そのため、必要な消耗品であるランプや専用インク等を買い求めることが困難となります。プリントゴッコを使い続けるためには、使用するインクを大切に使い割れるようにするか、見かけた場合は買い足しておくことが必要です。また初歩的な注意点としては小さなお子様などがおられる場合、プリントゴッコの作業時のフラッシュランプの閃光を間近で直視しないよう注意しましょう。
プリントゴッコの全体的なまとめ
プリントゴッコは惜しまれつつも販売終了となりましたが、パソコンでの制作とは全く異なる魅力を持つ機械であるため多くの愛好者が全国におられます。どの様な図柄も自在に再現できることや、ニュアンスが表わしやすいといった特徴があります。またお子様と一緒に楽しんで作り上げることが出来るので、とても魅力的です。印刷だけでない、手書きだけでない良さがプリントゴッコにはあるということから今でも多くの方が使い続けています。消耗品が生産終了となったため、使える代用品が必要になりますがオススメなのがポスターカラーです。濁りが無く鮮やかなため、代用品として使用可能です。またインクをブロッキングするためにはスキマテープが最適です。さらにはシルクスクリーンプリントが出来る別の機種もありますので、本体が使用不可能になった場合や今から買い求められる場合にはそちらがオススメです。
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